北の挑発行動 容認できないと非難 総理

 岸田文雄総理は10日、北朝鮮が米韓を見据え軍事訓練をしたことについて「北朝鮮の労働新聞による発表を承知している。今回の発表も含め、一連の弾道ミサイルの発射について、我が国として分析を進めている」と述べ「発表で様々な主張が出されているようだが、一連の弾道ミサイル、様々な挑発行動は関連する国連安保理決議に明らかに違反するもの」と厳しく非難した。

 岸田総理は北朝鮮の一連の弾道ミサイル発射行為に「断じて容認することができない。引き続き、警戒監視、情報収集に全力を挙げるとともに、国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向けて、日韓、日米韓、G7を始め、様々な枠組みを通じて、国際社会と連携していかなければならない」と語った。

 そのうえで「国民の命や暮らし、安心・安全を守るために、政府として全力で様々な取組み、働きかけを続けていきたい」と述べた。(編集担当:森高龍二)

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