上越市の高田本町商店街の一角に７月９日、オープンした。特に「軍パン」などミリタリー系のアイテムにこだわりを持つ、新進気鋭の古着屋だ。
同市出身のオーナー、南雲翼さん（２３）がよりすぐった、アメリカ製やヨーロッパ製の古着を豊富に取りそろえている。店内には、年月を経た古着ならではの風合いが魅力的なアウター、トップス、ボトムスなどがずらり。１万円以下を中心とした価格帯で販売している。
店舗は「８０年代や９０年代の海外を舞台にした映画に出てくるような店」をイメージ。商品はもちろん、床のデザインや年代を感じさせる装飾などからも、そうした嗜好（しこう）が伝わってくる。
南雲さんは「服を買ったり、コーディネートを考えたりしているときが楽しい。幸せを感じる」と笑顔。そうした思いを店名に込め、大好きな古着の魅力を伝えながら地元を盛り上げようと、店を開いた。アイテムそれぞれの歴史や背景をたどっていくのも、楽しみ方の一つという。
オープンから１カ月が過ぎ、客層は１０代後半から２０代中盤が多いという。９月から１０月にかけては、秋物を随時入荷予定。「いろいろな世代の方々に、気軽に遊びに来ていただきたい」と呼び掛けている。
・上越市本町５―５―８
・平日は正午から午後８時まで、土日祝日は午前１０時から午後７時まで営業
・不定休
・専用駐車場なし
・電０８０・９２０５・６９８１
・オンラインショップも運営中。詳細はインスタグラムへ
