横浜区検は14日、器物損壊の罪で、横浜市旭区在住の会社員の男性(48)を略式起訴した。横浜簡裁は同日、男性に罰金10万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、男性は昨年11月5日、同市港南区の知的障害者施設「芹が谷やまゆり園」の施設案内板に、赤いペンキが入った瓶を投げ付けて損壊した、とされる。
県警によると、男性は給食委託会社に勤務し、同施設の担当だった時期があった。逮捕時の調べに「会社の処遇に対して不満があった」などと話していた。
同施設には2016年に45人が殺傷された事件のあった「津久井やまゆり園」の入所者の一部が転園している。