小田原市立病院再整備の業者選定直前に守屋輝彦市長らが大手ゼネコンを視察に訪れていた問題で、市民団体「県西オンブズマン」が14日、視察日程を決めた経緯や行政の姿勢について公開質問状を守屋市長に提出した。
同問題を巡り、守屋市長や八木大二郎政策監が昨年10月、業者選定委員会の2日前に応募業者1社を「スーパーシティ構想」を名目に視察していたことが市民らの情報公開請求で発覚。今年9月の市議会で問題を追及された守屋市長は「一切の不正はなかった」として謝罪もしなかった。公開質問状は議会での市長答弁に「疑問がある」として10月末までの回答を求めた。