味覚の秋、新鮮な市場食材堪能して-。横浜市神奈川区の市中央卸売市場に隣接する山内ふ頭で11月3~13日、市場が提供する食材を使ったバーベキュー(BBQ)イベントが展開される。8月に続く第2弾で、主催する卸、仲卸業者などでつくる横浜市場プロモーション委員会は「市場食材の魅力や新しい食の楽しみ方を提案したい」と来場を呼びかける。
会場にはバーベキューサイトが設けられ、「海鮮BBQ&鍋」が開催される。
マグロカマステーキ、色とりどりの野菜グリル、デザートなどの食材が入ったレギュラーコース(1人4800円)など3コースを用意。オプションとしてシーフードパエリアのほか、今回は寒い季節を考慮して海鮮鍋をメニューに加えた。「BBQの締めにもピッタリ。心も体もぽかぽかになること間違いなし」と主催者。
グリルやテーブル、調味料、トング、包丁などは自由に借りることができ、皿なども提供される。飲み物は現地で購入。飲み放題付きプランもある。
前回の利用者の声を受けて量を見直し、値段を抑えた。ゆったり過ごせるようにと各区画も広げ、食器が風で飛ばされないように紙皿から木皿に変更した。
運営は、ブランチ横浜南部市場(金沢区)でバーベキュー施設を営業する「BBQFACTORY(バーベキューファクトリー)」(保土ケ谷区)が担当。家族向けのイベントなども計画している。同委員会のメンバーで、横浜魚市場卸協同組合の布施是清理事長は「市場の存在や市場の商品や食材などの魅力を多くの人に知ってもらえる機会にしたい」と話している。
2時間半制で、小学生以下無料。利用者が食材を持ち込めるコース(1人3500円)もある。月~金曜は午後3~9時。土日・祝日は午前11時~午後9時。事前予約制で、申し込みは特設サイト(https://y-marche.org/)で受け付けている。