【新生堂薬局】HIROTSUバイオサイエンスと協業/線虫がん検査「N-NOSE(エヌノーズ)」を販売

【2022.10.18配信】株式会社HIROTSUバイオサイエンス(代表者:広津崇亮氏)は、株式会社新生堂薬局(代表者:水田怜氏)と代理店契約を締結し、線虫がん検査「N-NOSE®(エヌノーズ)」の販売を開始した。

HIROTSUバイオサイエンスが開発・提供する「N-NOSE」は嗅覚に優れた線虫という生物が人の尿中に含まれるがんの匂いを検知することを利用した、がんの一次スクリーニング検査。同社によると、高性能なセンサーである線虫の嗅覚は従来の検査では見つけることが難しかったステージ0や1の早期がんにも高精度に反応するため、がんの早期発見・早期治療に繋げるために有用という。

今回、「新生堂薬局地下鉄筑紫口改札前店」が、「N-NOSE」販売第1号店となった。同店は、九州で最も利用客が多い博多駅構内に位置しており、駅ナカという利便性の高さに加えてデジタルサイネージに表示された商品を顧客自身で操作して購入するシステムや、店舗営業時間外でも商品受け取りが可能なピックアップターミナルを設置するなどの多彩な機能も備えている。HIROTSUバイオサイエンスは、同店での取り扱い開始を契機に、「N-NOSEがさらに手に取りやすく身近ながん検査として多くの方の健康管理に役立てられるものとなるよう、販売チャネルの拡大を目指していく」としている。

HIROTSUバイオサイエンスによる「線虫がん検査N-NOSE(エヌノーズ)」の概要は以下の通り。
■嗅覚に非常に優れた線虫という生物が、人の尿中に含まれるがん特有の匂いを高精度に検知することを利用した検査。以下6つの特長を有している。
①簡便:健康診断と同じく、わずかな尿で検査可能
②安価:線虫の飼育コストが安いため、検査料金を安価に提供可能
③高精度:感度は86.3%(※1)
④早期発見:早期がん(ステージ0、1)にも反応
⑤非侵襲:尿で検査できるので、痛みなどの苦痛を伴わない
⑥全身網羅的:一度の検査で全身(※2)のがんリスクを調べることが可能
※1 日本がん予防学会(2019年6月)、日本人間ドック学会(2019年7月)、日本がん検診・診断学会(2019年8月)発表データより
※2 線虫が反応することが分かっているがん種:胃、大腸、肺、乳、膵臓、肝臓、前立腺、子宮、食道、胆嚢、胆管、腎、膀胱、卵巣、口腔・咽頭(15種類)

© 株式会社ドラビズon-line