黄嘴会絵画展 研さんの成果並ぶ 個性豊か71回目の作品展

 絵画グループの黄嘴(おうし)会(江川惠会長)は23日まで、上越市本町5のあすとぴあ高田5階ミュゼ雪小町で絵画展を開いている。会員11人が描いた個性豊かな絵画が展示されている。開場時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時まで)。

71回目の作品展を開いている黄嘴会の会員

 同会は昭和25年に設立と長い歴史を持ち、絵画展は今年で71回目。一昨年度のみ、コロナ禍で中止した。総会やスケッチ会などはあるが、会員は教室に通ったり独学で個々に研さんを積んでいる。江川会長は「(講師の)先生がいない。全く独学の人もいて、個性豊か」と説明した。
 作品は大部分が油彩。風景や静物、抽象など幅広い。今年のスケッチ会で訪れた長野県黒姫高原で描いた作品も展示され、会員それぞれの視点と描き方を見ることができる。江川会長は「長い歴史がある会を終わらせたくない。束縛がない会なので若い人にも加わってほしい」と話した。問い合わせは江川会長(電025・524・5614)へ。

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