【高校野球・秋季関東大会】神奈川勢2校そろって8強 横浜と慶応、センバツ懸けて次戦へ  

横浜の杉山(左)、慶応の小宅(右)

 第75回秋季関東高校野球大会は22日、埼玉県の県営大宮公園野球場などで開幕して1回戦3試合が行われ、横浜(神奈川1位)は2―0で浦和学院(埼玉2位)を、慶応(神奈川2位)は5―3で常磐大高(茨城2位)を下し、そろってベスト8入りを決めた。

 横浜はエースの杉山遥希(2年)が要所を締めて7安打完封。初回に椎木卿五(1年)の右中間二塁打で先制し、五回には萩宗久(2年)の右前適時打で加点した。

 慶応は、同点に追いつかれた直後の四回に清原勝児(1年)が左翼へ2点本塁打を放ち、主導権を握った。先発の小宅雅己(同)は7回2失点の力投だった。

 準々決勝は大会第3日の25日に行われる。横浜は高崎健康福祉大高崎(群馬1位)と、慶応は昌平(埼玉1位)と対戦し、勝てば来春の選抜大会出場の可能性が高まる。

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