川崎市多摩区の「生田緑地ばら苑(えん)」で、秋の一般開放が始まった。赤や黄、白など色鮮やかな花を咲かせ、来園者の目を楽しませている。11月6日まで。
1.2ヘクタールの園内に625種、約2900株が植えられ、現在は半分ほどが開花している。家族連れや学生らが訪れ、香りを楽しんだり、写真撮影したりしていた。同市宮前区の木村洋子さん(69)は「花の種類が豊富で見てて飽きない。散歩してて気持ち良い」と満喫している様子だった。
有賀真由美園長は「秋のバラは、春と比べて色が濃く、香りも濃厚。花持ちが良いので、期間中は見頃が続く」と話している。
入場無料。午前10時(土日祝日は午前9時)~午後4時。バラの管理などに充てる募金を受け付けている。問い合わせは、同苑電話044(978)5270。