茅ケ崎市長選が告示 現新3氏が立候補 30日に投開票 再選目指す現職の市政運営への評価争点  

茅ケ崎市役所

 任期満了に伴う茅ケ崎市長選が23日、告示された。立候補したのは届け出順に、いずれも無所属で新人の元茅ケ崎市議藤村優佳理氏(52)、現職の佐藤光氏(53)=自民、公明推薦=、新人で大学講師の桂秀光氏(66)=NHK党推薦=の3人。 

 2期目を目指す佐藤氏の市政運営に対する評価が主な争点となる。投票日は30日で、即日開票される。

 藤村氏は茅ケ崎市議に2回当選。主婦や母親としての経験を生かし「子どもや高齢者に優しいまちづくりを進める」と主張する。

 佐藤氏はコロナ禍で都内から市への移住が進んでいると強調。「引き続き、選ばれる街『茅ケ崎』を目指したい」としている。

 桂氏は市長の給与が都知事や名古屋市長よりも高いと指摘。「庶民のための政治をするため、引き下げていきたい」と訴えている。

 22日現在の有権者数は20万6693人(男9万9740人、女10万6953人)。

© 株式会社神奈川新聞社