【高校野球・秋季関東大会】慶応(神奈川)、5年ぶりのセンバツ出場有力に 昌平(埼玉)下し4強入り

【昌平―慶応】3回表慶応無死一、二塁。福井が左翼へ3ランを放つ=県営大宮公園野球場

 第75回秋季関東高校野球大会は25日、埼玉県の県営大宮公園野球場などで準々決勝が行われ、神奈川2位の慶応が昌平(埼玉1位)を7-3で下して4強入りした。
慶応は2018年以来となる春の選抜大会出場が有力となった。 

 慶応は初回に1点を先制されたが、二回に3本の二塁打を集めるなどして逆転。三回には福井直睦(2年)が左翼へ3点本塁打を放ってリードを広げた。先発の小宅雅己
(1年)は八、九回に追加点を奪われたが、16安打されながら3失点に抑える技ありのピッチングで完投した。

 慶応は29日午後1時から、同球場で行われる準決勝で専大松戸(千葉1位)と対戦する。

© 株式会社神奈川新聞社