上越市消防団上越方面隊第三分団 県代表いざ全国大会へ ポンプ車操法の部 壮行会で試技も

 上越市消防団(小川時雄団長)は23日、上越地域消防局(同市藤野新田)で、全国消防操法大会(29日、千葉県市原市)ポンプ車操法の部に県代表として出場する上越方面隊第三分団の壮行会を開いた。選手は中川幹太市長、上越地域消防局の池田聡局長らが見守る前で試技を披露。間近に迫った大会に向け士気を高めた。

全国大会出場までの訓練を支えた人たちに謝意を述べる指揮者の山岸さん(中央)

 第三分団は6月の上越市消防点検(市長点検)前から全国出場を見据え、動作の正確さや火点を倒すまでの迅速さを鍛えてきた。指揮者の山岸友和さん(45)は「精いっぱい競技することを誓う。先輩方の思いも背負い、全国の舞台にぶつけてくる」と決意表明した。
 小川団長は「一歩一歩、上を目指して訓練に励んできた。支援してくれた人たちに良い結果が報告できるよう、期待している」と述べた。
 地元町内会などでつくる後援会の会長を務める、北本町3丁目町内会の髙原市郎町内会長は「訓練と日頃の防火・防災活動を両立してくれたことに敬意を表する。培った技術を自信に、悔いなく競技に臨んでほしい」と激励した。

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