【J3相模原】IT大手DeNAの連結子会社に 11月2日に正式決定 

 横浜DeNAベイスターズの親会社でIT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)は26日、経営参画中のサッカーJ3相模原を連結子会社化すると発表した。クラブの発行済み株式の74.2%を追加取得し、保有株式は93.2%となる。Jリーグの承認を経て、11月2日に正式決定となる見通し。株式取得は来年2月1日を予定している。

 連結子会社化に伴い、西谷義久氏(現DeNAスポーツ事業本部戦略部長兼SC相模原取締役COO兼スポーツダイレクター)が代表取締役社長に就任。小西展臣氏(現SC相模原代表取締役社長)が取締役となる。

 相模原の望月重良会長は取締役を退任し、創業者兼フェローとしてクラブを支援する。子会社化後もクラブ名は「SC相模原」を継続して使用する。

 相模原は望月氏が中心となり、2008年2月に設立。アマチュアの県社会人3部リーグからスタートし、14年にJリーグに参入。DeNAは21年4月にクラブの株式19.0%を取得して経営参画した。

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