着物で「映える」街並み回遊を 10月29日から11月6日に大殿地域で「着物deおさんぽ」

 山口市の一の坂川・竪小路周辺における和装での散策を呼びかける催し「着物deおさんぽ」が、10月29日(土)から11月6日(日)まで開かれる。主催は山口市で、企画・運営は大路ロビー(TEL083-920-9220)の指定管理者・NPO法人大路小路まち・ひとづくりネットワーク(内山秋久代表)が担っている。2019年5月の初開催以来、毎年春と秋に実施されており、今回で8回目。

▲一の坂川・竪小路周辺を和装で散策

 期間中、着物を身に着けて、エリア内の19店舗(施設)を利用すると、お菓子や記念品がもらえたり、商品購入時の割引サービスが受けられたりする。さらに、湯田温泉の「狐の足あと」でも、足湯の利用料が半額になる。

 また、毎回恒例の人気企画「映えスポットでモデル気分!!」では、プロカメラマンに「映えスポット」で自身の着物姿を撮影してもらえる。開催日は、10月30日(日)と11月5日(土)の2日間。撮影場所は、前者が山口市菜香亭で、後者が大路ロビー周辺だ。開催時間は午前10時半から午後3時までで、1組当たり20分。料金は1000円で、撮影データを受け取ることもできる。希望者は、大路ロビーへの前日までの予約が望ましいが、当日でも空きがあれば申し込み可能。

 11月6日にある「和」をコンセプトにしたものづくり体験「和ーくしょっぷ」は、今回が初開催。和装はもちろん、洋装でも参加できる。会場は十朋亭維新館で、時間は午前10時半から午後3時半まで。3講座が開かれる。一つ目は、調喜美子さんが講師を務める「編んで作る竹かご」(午前11時~、午後1時半~、大路ロビーへ要予約)で、参加費は1000円。二つ目は、いいだみつこさんによる「とんぼ玉で作る かんざしと羽織紐」で、参加費は1800円。三つ目は、沓野優紀さんが講師の「秋のハーバリウム」(正午~午後1時は休憩)で、参加費は1000円。会場では、講師による作品展示・販売コーナーも設けられる。

 なお「着物を持っていない」「1人では着付けができない」といった人は、山口市菜香亭(TEL083-934-3312)、部坂呉服店(TEL083-923-1889)、LAWAKU(TEL083-902-6454)の3カ所で、着物レンタルや着付けサービスを利用することができる。3カ所とも前日までの予約が必要だ。

 エリア内では期間中、山口市菜香亭での「アートdeおもてなし」(11月2日~6日)や、竪小路周辺での「まちなみアート」(11月4日~6日)なども開かれる。主催者は、「近隣でのイベントも含め、着物姿でそぞろ歩きを楽しんでもらえたら」と呼びかけている。

 各催しの詳細や予約状況は、ウェブサイト(http://www.ojilobby.sblo.jp)で確認を。

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