DXを活用した総合健康管理施設 温泉も備えたウェルネスセンター中央、11月1日にオープン

 青藍会グループ(阿武義人理事長)が、かんぽの宿湯田跡地に、新施設「ウェルネスセンター中央」(山口市神田町1、TEL0120-2-81056)を、11月1日(火)にオープンさせる。

▲「かんぽの宿湯田」の建物が、総合健康管理施設に生まれ変わった

 中四国地方で最大規模のデイサービス「デイトレセンター」、フィットネスジム「メディフィットクラブ」、有料老人ホーム「あんしんホーム」で構成される"総合健康管理施設"だ。さらに、自家泉源による温泉大浴場は、会員や入居者でなくても、500円で利用できる。

 デイトレセンターは、最大定員200人の"自己選択型"デイサービス。1周80メートルの全天候型トラックや調理室、カラオケルームなどを備えている。通所者それぞれの特性に合ったプログラムはAI(人工知能)が提案。リハビリ内容は、その提案をベースに、職員とともに組み立てていく。

 メディフィットクラブには、東京オリンピック2020でも使用され、世界トップレベルのアスリートたちが使用する機器が備えられている。機器にはICT(情報通信技術)を使ったクラウドシステムも搭載。スマートフォンのアプリで自分の運動量を常に把握でき、運動履歴をAIが分析した結果をもとに、自分に合ったトレーニングを進められる。10月31日(月)までに入会すると、入会金3000円、「ウェルネスキー」購入費3000円、初月会費(レギュラー会員の場合6000円)が無料となる。

 「あんしんホーム」には80室が用意されている。各種センサーとインターネットを活用し、「安心の見守り」を実施するという。デイトレセンター同様、リハビリにはAIが活用される。

 「ウェルネスセンター中央は、青藍会グループのDX(デジタルトランスフォーメーション)の集大成で、総合健康管理システムを活用した施設。自分で選べるからこそ得られる、日々の生活の充実感を味わってほしい」と同グループ。

 なお、同グループはレノファ山口オフィシャルトップパートナーでもあり、入居者・利用者と選手との交流や、パブリックビューイングなども実施される予定だ。

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