今年も「糸魚川得本」 第4弾販売、地元消費喚起へ 糸魚川市地元消費促進協

 糸魚川市地元消費促進協議会(会長、平野嘉生・糸魚川信用組合理事長)は今年も、第4弾となる「糸魚川得本」を販売している。28日、同市南寺町1の糸魚川信用組合本店で概要説明を行った。

「糸魚川得本」などを見せる糸魚川市地元消費促進協議会の平野嘉生会長(中央)と制作したアド・クリークの歌川多喜司代表取締役(左)、「おみちよう御膳」を提供する割烹春よしの高橋良男代表社員

 2018年から4回目(一昨年は中止)となる今年は、計3000冊を1冊1200円(税込み)で販売。コロナ禍で冷え込んでいる市内の飲食店や小売店、宿泊施設、観光施設などに人の流れを戻す狙い。
 掲載されている各店の商品やサービスの割り引きを3回受けられる他、県や市の補助金を活用し500円×2枚、計1000円の商品券を添付。商品券が当たるスタンプラリーの実施、糸魚川百選ギフトが当たるカタログが当たるインスタグラムの投稿を行う。
 参加店は新規13店を含む109店。サービス提供期間は11月1日から来年1月31日まで。
◇おみちよう御膳提供店も掲載
 今回は新たに各飲食店の「おみちよう御膳」提供を掲載し、PRしている。
 平野会長は109店×3回の割り引きサービスで計327回の「お得」を受けられると紹介し、「このまま利用しないと糸魚川の経済が縮小するばかり。地元の消費喚起、促進で、本に載っているお店に行って利用いただきたい。各店がにぎやかになってくれれば」と期待した。
 市内のセブン―イレブン、酒井書店、市観光協会観光案内所、糸魚川商工会議所、アド・クリーク、市内の同信組本支店などで販売している。問い合わせは同信組まちづくり推進室内の同協議会事務局(電025・552・9880)へ。

© 株式会社上越タイムス社