歌って踊って読み聞かせ!絵本「オムライスッス」で伝えたい「食の大切さ」

歌って踊って読み聞かせ!絵本「オムライスッス」で伝えたい「食の大切さ」

 10月29日、「ケロポンズ」と「DJみそしるとMCごはん」の初の共作絵本「オムラスッス」の発売を記念して、親子で楽しめる読み聞かせやミニコンサートのイベントが開かれました。

「オムライスになるまでは、それぞれどんな形だったんだろう?」。

 「オムライスッス」には「食材が食卓に並ぶまでを知るきっかけに」という想いが込められていて、JA全農ちばが、この想いに賛同し、農業に関わる内容について確認・アドバイス(農作監修)をする形で絵本制作に参加しています。

 千葉県柏市で開かれた発売記念のイベントでは、絵本の制作にも携わっているミュージック・ユニット「ケロポンズ」によって、子どもたちにリズムにのったオムライスッスの読み聞かせや、ミニコンサートなどが行われました。

 そんなオムライスッスには、言葉のリズムを通じて楽しく食の大切さを知ってほしいという想いが込められていて、子どもたちへの食育を充実させたいと考えていたJA全農ちばは、特に未就学児への食育を実施する際、どの媒体がよいのかを検討し、”目から”、”耳から”楽しく興味をもってもらって、楽しく食べてもらうために「絵本」による発信を決めて、今回の絵本制作に参加したということです。

ケロポンズ 平田明子さん
「『食べること』って、誰もが生きていくために当たり前にやっている。でも、見つめると『おいしい、楽しい』と感じながらやっていけたら、子どもたちにも良いと思った」

ケロポンズ 増田裕子さん
「『食べること』が『生きること』に直結しているというのを、楽しみながら分かってもらえたら」

 絵本の扉には、お米の作り方が描かれていて、一粒のお米ができるまでの過程を親子で楽しみながら「お米って、こうやってできるんだ!」という発見もできます。

 また、後ろ扉は「ケチャップの模様図鑑」となっていて、最後のページの隅から隅まで楽しめる仕上がりになっているのだとか。

 「食べることが好き」という共通点をきっかけに、ケロポンズとDJみそしるとMCごはんが作ったこの絵本は、食べることの大切さ、楽しさを教えてくれる一冊となっています。

 みなさんもぜひ、「食べること」の大切さを見直してみませんか?

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