11月25日に会場・オンラインで開催 講談で学ぶ「成年後見制度」

 山口市成年後見センターによる「講談で学ぶ成年後見制度」が、11月25日(金)午後2時から4時半まで開催される。会場(対面)参加とオンライン参加が選べ、対面参加の会場はセントコア山口(山口市湯田温泉3)で定員は先着50人だが、残席わずか。オンライン参加は定員無し。    

 認知症や重度の障害などにより金銭の管理、契約や手続きが難しい人のために信頼できる第三者が支援する「成年後見制度」について、講談と講演でわかりやすく解説される。    

 第1部は講談師・神田織音による「成年後見講談」。「成年後見講談」「認知症予防講談」など、福祉講談を全国各地で行っている神田が、実際に起きた事例を基にした「認知症の老姉妹食い物に」「経済的虐待を防ぐために」など4話を巧みな話術で披露する。神田は1999年に神田香織に入門後、2003年に二ツ目、2011年に真打に昇進した。     

▲神田織音

 続いて第2部は講演「知って安心! 成年後見制度」。成年後見人の経験がある弁護士の鶴義勝さんが、制度について解説する。    

 聴講無料だが会場・オンラインどちらも事前申し込みが必要だ。希望者は、ウェブサイト(https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/55/125622.html)に記載の応募フォームからか、住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレス(あれば)、参加方法(会場・オンライン)を記載して、ファクス(083-934-2647)で申し込むこと。 「家族や自分の将来のことで不安な人、制度について知りたい人はぜひご参加を。成年後見制度を身近に感じてもらえたら」と主催の同センター(TEL083-934-2600)。

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