〈動画あり〉谷村建設、大野小児童招き稚魚放流 工事現場も案内 糸魚川市

 糸魚川市寺町1の谷村建設(卜部友典社長)は1日、大野小(小山雅広校長)の3、4年生13人を招き、同市西中地内の姫川でヤマメの稚魚放流を行った。
 同社は国土交通省北陸地方整備局高田河川国道事務所発注の護岸工事を請け負っており、最初に工事現場を見学。続いて糸魚川内水面漁業協同組合の協力を受け、児童に放流を体験してもらった。

ヤマメの稚魚を放流する大野小3、4年生

 稚魚は体長20センチ前後あり、500~600匹を川に放した。総合学習で姫川に生息している生き物を勉強しているという児童たちは、「ヤマメを見たり触ったりするのは初めてだったけど、かまない魚でよく見るとかわいかった」「川や海でしっかりと生きてほしい」などと感想を述べた。
 工事現場などを案内した同社の髙橋剛監理技術者は「元気のいい子どもたちで、工事現場を見てもらえて良かった」と話した。

稚魚放流の様子

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