【レビュー】長野県『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』は景色サイコー&本格サウナも楽しめておすすめ♪

筆者撮影

長野県のキャンプライター、川窪チエです。今回は『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』にお邪魔してきました!ソロからグループ、ワンちゃん連れまで、あらゆるキャンパーにおすすめしたい、絶景が魅力のキャンプ場です。超充実の施設情報とともに、ファミリーでキャンプした感想やおすすめポイントなどをお伝えします!

好ロケーションでキャンプしたい人必見!『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』がおすすめ

筆者撮影

『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』は、名前の通り、元々わさび農園だった場所に作られたキャンプ場です。

白馬三山を望む絶景に魅了された農園のお客さんから、「ここでキャンプがしたい!」という声が上がり、2017年にオープンしたとのこと。

北アルプスから流れ出たキレイな水でわさびが育ち、夏には蛍に出会えることも!さらに、天候に恵まれれば満天の星空も見られます。好ロケーションでキャンプしたい方は必見です。

こんな方に特におすすめ!ぜひチェックしてくださいね♪

  • 豊かな自然の中でキャンプしたい方
  • 景色の良いキャンプ場をお探しの方
  • わさびが好きな方
  • 絶景を見ながらサウナで整いたい方
  • 長野県白馬村周辺のキャンプ場をお探しの方

アクセス

長野自動車道「安曇野IC」から車で1時間半。JR飯森駅からタクシーで3分、JR白馬駅からタクシーで10分。市街地に近く、アクセスは良好です。

  • オートサイト料金(ハイシーズンは+1,000円)
  • 大人500円、子ども300円、ペット500円
  • ゴミ処理料:500円
  • グランピングサイト:32,000円~
    (ハイシーズンは+10,000円)+大人1,000円、子ども600円

予約用法

電話予約とオンライン予約が可能です。オンライン予約は24時間対応なので便利。公式サイトの他、なっぷからも予約できますよ。

白馬森のわさび農園オートキャンプ場公式HP

なっぷ(白馬森のわさび農園オートキャンプ場ページ)

【キャンプサイト】グルキャン用の広いサイトやドッグランサイトもあり

まずはキャンプサイトを見ていきましょう!

オートサイト

筆者撮影

こちらはオートサイト。

通常オートサイト(AB電源付きあり)、林間オートサイト、広いオートサイト(AC電源付きあり)の3タイプがあり、総サイト数は117。

この日は混雑していなかったためか、好きな場所を選ばせてもらえました。

地面にはウッドチップが敷かれています。フカフカのウッドチップは、転んでも痛くないので小さな子ども連れのキャンパーには嬉しいですね。

筆者撮影

林間オートサイトは、木陰が作れるのでタープ無しでもOK!

ハンモックを吊るせる絶妙な距離感で木が生えていたので、ハンモック泊をする人にも良さそうです。

ドッグラン付きサイト

筆者撮影

他のサイトよりも高い位置にあるドッグラン付きサイト。ご覧の通り、北アルプスを見渡せる抜群のロケーションです。

グランピングサイト

筆者撮影

グランピングサイトもありました!

なんと、スノーピークのラグジュアリーなワンポールテント『スピアヘッドPro.』に泊まれます。

夜にはライトアップもされるので、記念日や特別な日に泊まってみたいですね。

【設備】売店が充実!炊事場やトイレは非常にキレイ

続いて、施設を見ていきましょう!

管理棟

筆者撮影

『アルプスの少女ハイジ』に出てきそうな、かわいらしい管理棟。

筆者撮影

受付では、薪や炭、氷、ペットボトルの飲み物などが買えます。わさび関係のおみやげ品なども売っていましたよ。

管理棟は17時で閉まるので、買いたいものは早めに買っておきましょう!

筆者撮影

せっかくなので、生わさびを買ってみました。グラム売りでしたので、小さめサイズを選んでもらって350円。わさびおろしは100円でレンタルしました。

[ 画像が省略されました ]

お肉におろしたてのわさび……。
考えただけでヨダレがっ!

炊事場&トイレ

筆者撮影

トイレや炊事場は、非常に清潔感がありました。炊事場によっては洗面台が付いている場所もあり、鏡を使えたのが嬉しかったです。

本格的サウナ

筆者撮影

管理棟の裏にサウナがあります。

80℃前後のフィンランド式サウナ室で、水風呂もあります。詳細はこのあとの「おすすめポイント」でご紹介しますのでお楽しみに!

『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』のおすすめポイント

ここからはおすすめポイントをご紹介します!

おすすめポイント1:移り変わる山の景色が最高!

筆者撮影 夕方は山の影が美しく見えました。

やはり白馬森のわさび農園オートキャンプ場の一番の魅力は、景色です。「この絶景さえあれば、他に何もいらない」と思わせるほど。

山の景色は時間とともに移り変わり、朝昼晩で違う表情を見せてくれました。季節や天気によっても異なると思うので、山が雪をかぶった頃を狙ってまた行ってみたいと思います!

おすすめポイント2:満天の星空に感動!流れ星も発見

上手く撮影できなかったのでイメージ画像です。まさにこんな感じの満点の星空でした! 

天候に恵まれれば、満天の星空を見ることができます。筆者が訪れたのは10月上旬で、絶好の星空観察日和。空がとても近く感じ、星空に吸い込まれるようでした。

流れ星もたくさん発見できて、子どもたちは大喜び!あまりの美しさに、時間を忘れて星を眺めていました。星座版や双眼鏡、望遠鏡を持参しての星空観察がおすすめです。

ずっと上を向いて星空観察をしていたら首が痛くなったので、リクライニングチェアが欲しくなりました。レジャーシートを敷いて、寝転がりながら見るのもアリですね。

おすすめポイント3:おろしたての生わさびが食べられる

筆者撮影

受付で買ったわさびをすりおろして、ローストビーフと一緒に頂きました。わさびとお肉、最高の組み合わせですよね!

残ったわさびは、ダイレクトに白飯にのせて「わさび丼」にしました。『孤独のグルメ』で見た、わさびと鰹節のわさび丼を作りたかったのに、肝心の鰹節を忘れるという痛恨のミス。これから行かれる人は鰹節をお忘れなく!

今回のわさびは農園のものではなく、水で育てたわさびだそうです。勝手に「ビリビリ辛いのかな?」と想像していましたが、意外と食べやすくて、夫婦で丸1本完食しました。

筆者撮影

キャンプ場内には、「西洋わさび」と「陸わさび」の2種類のわさびが植えられています。お散歩がてら観察してみましょう!

おすすめポイント4:一番の絶景ポイントはサウナ!

筆者撮影

サウナ好きな人は、ぜひサウナも体験してみてください!

清潔感があって広々としたフィンランド式サウナです。6人まで収納可能なので、グループで楽しむのがおすすめ。

筆者撮影

こちらは水風呂。時代を感じる建物ですが、中はキレイです。

筆者撮影

サウナと水風呂の奥にはベンチが並んでいて、景色を眺めながら外気浴ができます。

「整う」ためには、サウナ→水風呂→外気浴を2~3回繰り返すと良いそうですよ!

[ 画像が省略されました ]

ここは、筆者的にキャンプ場で一番の絶景ポイント。これまで味わったことのない「整う」体験ができるかも!?

完全予約制&貸し切りサウナ

  • 1グループ2時間制(最大6名まで)
  • 水着着用(レンタルなし)
  • 料金:12,000円(1~4名まで)5名以上の場合、1人2,000円追加
  • 利用時間:【1部】9:30〜11:30 【2部】12:00〜14:00 【3部】14:30〜16:30

おすすめポイント5:クワガタを発見!生き物探しを楽しめる

筆者撮影

わが家のキャンプの楽しみのひとつ、「生き物探し」。今回はトンボやバッタ、カエルを見つけて子どもたちは楽しんでいましたが、なんとクワガタにも出会えました!まさか10月に出会えると思っていなかったので驚きました。

夏に訪れれば、カブトムシやクワガタ探しを楽しめそうです。カブトムシ・クワガタに出会えるキャンプ場を探している方は候補のひとつにいかがでしょうか?キャンプ場奥の池では、蛍も見られるそうですよ!

長野県『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』利用時の注意点

実際に宿泊して感じた、キャンプ場利用時の注意点を2つご紹介します。

ウッドチップには長めのペグがおすすめ!火の扱いに注意

筆者撮影

キャンプサイトにはウッドチップが敷かれており、土質も柔らかめでした。

ピンペグや短いペグだとしっかり固定できない可能性がありますので、30㎝程度の長めのペグを用意しておくと安心です。

わが家はエリッゼステーク28㎝を使いました。

加えて、ウッドチップは火が燃え移ることが考えられますので、火の扱いに注意しましょう。

焚火には焚火シートを使用すると安心です。たばこを吸う方は、火の粉をウッドチップに落とさないよう気を付けてくださいね。

景色の良いサイトはタープ必須!夏は林間サイトもおすすめ

筆者撮影

「長野県はスカイツリーよりも標高が高い」ってご存じですか?白馬村の標高は750m。標高が高い分、紫外線を強く感じます。

筆者は絶景を求めて木陰のないサイトを選んだため、日中の日差しが厳しく、タープは必須でした。夏は木陰の林間サイトで涼しく過ごすのも良さそうです。

絶景を取るか、涼しい木陰のサイトを取るか、悩みどころ。

[ 画像が省略されました ]

ちなみに、景色が良いおすすめのサイトは、最も高い位置の54~58、63~65あたり。筆者が宿泊した中段の15サイトもなかなか良かったです。

『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』周辺施設&おすすめスポット

スーパーや風呂などのキャンプ場周辺施設をご紹介します!

受付を済ませると、キャンプ場から近隣施設の地図をもらえます。病院情報も記載されているので、小さい子ども連れにも安心です。撮影スポットなども記載されており、帰りの観光にも役立ちますよ。

スーパー

最も近いスーパーは、車で5分の「ザ・ビッグ白馬店」。その他、「Aコープ白馬店・ハピア」や「デリシア白馬店」も10分圏内にあるため、連泊する方や買い忘れをした方も安心です。

風呂

筆者撮影

車で11分圏内に温泉が7つもあります!温泉好きにはたまらない好立地です。

キャンプ場に「十郎の湯(白馬かたくり温泉)」と「白馬八方温泉」の割引券が置いてあるので、ぜひ活用しましょう。

キャンプ場から近い温泉

  • 十郎の湯(白馬かたくり温泉)・・・車4分
  • 八方の湯(白馬八方温泉)・・・車7分
  • みみずくの湯(白馬八方温泉)・・・車8分
  • 天神の湯(白馬姫川温泉・白馬ハイランドホテル内)・・・車8分
  • おびなたの湯(白馬八方温泉)・・・車10分
  • 倉下の湯(白馬塩の道温泉)・・・車10分
  • 道の駅ぽかぽかランド美麻・・・車11分

スノーピーク ランドステーション白馬

筆者撮影

ノースフェイス、パタゴニア、好日山荘など、アウトドア好き必見のショップが立ち並ぶ街、白馬。

その中でも、多くの人が集まる人気スポットとなっているのが『スノーピーク ランドステーション白馬』です。キャンプ場からは車で7分程度。

筆者撮影

国内最大級のスノーピーク直営店としてスノーピーク製品の販売のほか、「Restaurant雪峰」、「スターバックスコーヒー」、「白馬村観光局インフォメーション」が入った体験型複合施設。

施設横には「野遊びエリア」と名付けられたキャンプエリアもあり、テントなどでの宿泊も可能です。

週末にはイベントエリアでマルシェが開催され、地元民や遠方からのお客さんで賑わっています。

筆者撮影

私が訪れた日は、ビールのイベント「白馬オクトーバーフェスト」が開催されていました。ズラリと並んだスノーピークのテントはすべて店舗。20張りくらいあったでしょうか……それはそれは圧巻でした!

スノーピーク ランドステーション白馬は、世界的建築家「隈研吾」氏が手掛けた建物として建築ファンからも有名。キャンプ好き、アウトドア好きに限らず楽しめるおしゃれスポットなので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

長野県『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』は絶景とわさび好きにおすすめのキャンプ場

筆者撮影

北アルプスを望む絶好のロケーションが魅力の『白馬森のわさび農園オートキャンプ場』

10月上旬にはすでに山に雪が積もり始めており、冬の訪れを感じられました。これから冬にかけて雪が増え、より美しい景色が見られるのではないでしょうか?

澄んだ空気の中で、雄大な白馬三山を眺めながら頂くわさびは絶品です。みなさんもぜひ訪れてみてくださいね。

© ハピキャン