上越消防署など視察 3年ぶり両市議会交流会 長野市議来越し上越市議と意見交換

 上越、長野両市議会の交流会が7日、上越市内で開かれた。長野市議26人が上越市を訪れ、市内視察や上越市議との意見交換を行った。
 平成17年の「集客プロモーションパートナー都市協定」締結を契機に始まった交流会。毎年、交互に会場を移して開かれている。前回は令和元年に長野市で実施。コロナ禍で2年続けて中止となり、今回は3年ぶりとなった。

上越消防署が配備する「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」の車両を見学した

 長野市議らは、上越市議会の石田裕一議長と渡邉隆副議長の案内で上越消防署、無印良品直江津を視察。同署では、エネルギー・産業基盤災害即応部隊「ドラゴンハイパー・コマンドユニット」の車両などを見学した。

長野市議会の寺沢さゆり議長(中央)と手塚秀樹副議長(右)がはしご車を体験

 はしご車で地上25メートルを体験した長野市議会の寺沢さゆり議長は「ここまでの高所活動があること、その大変さや専門職のすごさを実感した。(交流会を通じ)観光資源など互いの強みを生かせるよう連携していきたい」、石田議長は「近隣自治体との連携は大切。今後も議員間の情報交換を継続していきたい」と述べた。

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