横浜のクリニック看護事務の女性2人 復職手続きの打ち切り「不当」と提訴 地位確認と慰謝料求め

横浜地裁

 復職手続きを一方的に打ち切り、退職を通知したのは不当などとして、医療法人社団「善仁会」運営の横浜市内の診療所に看護事務として勤務していた50代の女性2人が地位確認や慰謝料などを求めて横浜地裁に提訴した。提訴は10月21日付。

 訴状などによると、2人は同会と雇用契約を結び2013年から同市旭区の人工透析クリニックで看護事務に就いた。18年以降、同僚の退職で断続的に2人体制での勤務を強いられたことで体調を崩し、手続きをした上で21年9月から休職した。

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