小田原の女子高生に着衣しない画像送らせる 児童ポルノ製造容疑で男逮捕

大磯警察署

 神奈川県警少年捜査課と大磯署は9日、児童買春・ポルノ禁止法違反(児童ポルノ製造、自己性的目的所持)と貸金業法違反(無登録営業)の疑いで、東京都町田市、会社員の男(34)を逮捕した。

 逮捕容疑は2020年10月26日、小田原市に住む高校2年の女子生徒=当時(15)=に携帯電話のカメラで衣服を着ていない状態で自らの姿を撮影させた上、画像データ3点を交流サイト(SNS)で送信させたほか、21年10月15日、自宅敷地内で児童ポルノの画像データ10点を保存した携帯電話を所持した、としている。同年5月14日から同10月14日ごろまでの間、無登録で貸金業を営み、20代女性2人に3回にわたり計8万6千円を貸し付けた、としている。児童ポルノ製造容疑を除き認めている。

 署によると、昨年4月に署がサイバーパトロールで生徒のSNS上の書き込みを見つけ、被害が発覚。無登録の貸金業は借受人に身分証とわいせつ画像を送信させた後、2人の預金口座に送金したという。

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