トヨタ紡織<3116>、アイシン<7259>傘下のシロキ工業からインドネシア・インドの生産子会社を取得

トヨタ紡織はアイシン傘下のシロキ工業(愛知県豊川市)からインドネシアとインドにあるシート骨格機構部品の生産子会社2社を2023年度中をめどに取得することを決めた。トヨタグループでは2015年からトヨタ自動車向けのシート骨格機構部品の開発・生産機能をトヨタ紡織に順次移管を進めており、その一環。取得価額は未確定。

トヨタ紡織が子会社化するのはインドネシアPT. SHIROKI INDONESIA(SID。売上高53億3000万円、営業利益2億7400万円、純資産38億4000万円)と インドSHIROKI AUTOMOTIVE INDIA PRIVATE LIMITED(SAI。売上高57億1000万円、営業利益3億4400万円、純資産10億円)で、タイにあるアジア統括会社TOYOTA BOSHOKU ASIA CO., LTD.を通じて両社の株式80%をそれぞれ取得する。

SIDは2011年、SAIは2014年設立で、いずれもシートリクライナー・シートスライドを主力生産品としている。

計画によると、両社を子会社化した後、2025年までに残りの株式20%を取得する。

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