機械・重機操作に関心 上総高生徒アスファルト舗装見学

 県立上越総合技術高(中川誠一校長)で16、17の両日、生徒がアスファルト舗装の作業を見学する取り組みが行われた。
 世紀東急工業北陸支店(新潟市)の協力で実施。将来の土木技術者の確保を目的として令和元年度から行っており、前庭駐車場でアスファルト舗装を実演し、土木防災科の生徒が見学。専門技術者の仕事ぶりを学ぶ。

カッターでアスファルトを切断していく様子を見学

 本年度は駐車場の花壇跡を舗装。16日は施工エリア縁のアスファルトをカッターで切断し、ショベルカーで撤去した後、基盤となる砂利を敷き詰める作業を、1、2年生が見学した。
 作業者がさまざまな機械と重機を自在に操り、作業を進めていく様子を生徒たちは熱心に見詰めた。積極的に質問を投げ掛ける場面もあった。今井勇輔君(1年)は「(ショベルカーを)手足のように動かしていてすごい」、渡辺輝君(同)は「迫力があり、見ていて楽しい」とそれぞれ話していた。

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