運送会社などに勤務するトラックドライバーは、何歳まで働き続けることができるのでしょうか。企業に勤めている場合、就業規則で55歳や60歳などの定年を定めている場合があります。定年後は、派遣社員や契約社員として同じ会社で働き続けることができます。
同じようにトラックドライバーにも定年があるのかどうか気になるところです。運送業界は人手不足と言われているが、実態を見てみよう。
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トラックドライバーに年齢制限はある?
トラック運転手の年齢制限は60歳までと定めている企業もいくつかあります。
しかし、中小企業などの運送会社は特に年齢制限を設けていない会社もあります。つまり、肉体的にも精神的にも商用トラックの運転が可能であれば、運転は続けられるということです。しかし、トラック運送会社の中には、独自の年齢制限の要件を設けているところもあります。例えば、ウォルマートでは、ドライバーは21歳以上であることが条件となっています。
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定年を過ぎた現役のトラックドライバーもたくさんいる
トラックドライバーの年齢の中央値は46歳です。総務省『労働力調査』によると、29歳以下のトラックドライバーが9.4%、30歳~39歳が20%、40歳~54歳が44.8%、55歳以上が27%です。
つまり、40歳以上の中高年のトラックドライバーが半数以上を占めています。
40歳~54歳のトラックドライバーが半数近く占めていることから、年数がたつにつれて65歳以上のシニアドライバーが増えていくと予想されます。
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実質的な定年がない運送会社もある
トラックドライバーに定年はありませんが、会社によっては独自に年齢制限を設けているところもあります。例えば、ウォルマートはドライバーの年齢を21歳以上と定めています。しかし、ドライバーに年齢制限を設けていない会社もあります。つまり、ドライバーが肉体的にも精神的にも商用トラックを運転できる限り、彼らはそうし続けることができるのです。