「させぼっくす99」が完成

 佐世保市愛宕町の西九州自動車道相浦中里インターチェンジ(IC)付近に、市内初の道の駅「させぼっくす99」が完成、23日に開駅式があった。24日午前7時にオープンし、観光・物産振興の発信拠点となるよう期待されている。

 国と市が整備し、地元の飲食関連4業者でつくる協同組合が運営。西九州道で開通している武雄ジャンクション(JCT)-佐々約40キロの区間にサービスエリアはなく、簡易休憩所としての役割を見込んでいる。

 レモンステーキ、ハンバーガーといった地元ゆかりの料理を提供する「フード館」、土産品や特産品約500種類をそろえた「物産館」、観光PRを行う「情報休憩室」がある。

 92台分の駐車場は24時間利用可能。電気自動車(EV)の急速充電器2基、災害用物資を備蓄する防火倉庫があり、近く非常用自家発電機も設置する。

 式典には約100人が参加。テープカットした朝長則男市長は「多くの人に親しまれるよう祈念する」とあいさつした。

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