妙高市の入村明市長(75)が24日に任期満了で退任し、10月の市長選で初当選した城戸陽二氏(55、前市課長)が25日、新たに市長に就く。それに伴う事務の引き継ぎが22日、市役所で行われた。
地方自治法の規定に基づくもので、それぞれ「事務引継書」に署名押印。西澤澄男副市長が立会人を務めた。
記者との質疑応答で入村市長は「(城戸氏に)託せるという思いを持っている。歴史を重んじて市政運営に当たってもらいたい。自信を持ってやってほしい」と述べた。
城戸氏は「(入村市政)20年の重みを感じ、身の引き締まる思い。継承し発展させていく」と心境を語った上で、新市政について「第2章」という言葉を使った。