黒いかまぼこ「石炭ボール」 魚住かまぼこ店が発売

 魚住かまぼこ店(上越市春日新田5)は21日、食用竹炭と黒キクラゲを使った黒いかまぼこ「石炭ボール」を発売した。

「石炭ボール」を試食する関係者

 「鉄道のまち直江津」やえちごトキめき鉄道の「D51レールパーク」にちなみ、田村博店主が「石炭のような黒いかまぼこ」を考案、小峰浩統括工場長らが試行錯誤して商品化した。小峰工場長は「竹炭は美容や胃腸に良いといわれ、使ってみた。白いかまぼことの比較で20%カロリーも減った」と話した。
 割ると刻んだ黒キクラゲが詰まっており、コリコリとした食感も楽しめる。試食した近隣の人からは「良い口当たりだし、しょうゆやわさびもいらない」「魚住の従来品にない柔らかさだ」と好評だった。
 6個入り540円(税込み)。同店で販売する。今後、上越妙高駅や道の駅への販路拡大を目指す。

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