タピオカドリンクFC展開のプレディクトが破産 負債総額は推定6億円

※画像はイメージです

~タピオカ店「Chatime」をFC展開していた~

プレディクト(株)(TSR企業コード:296215783、法人番号:3010401066157、港区麻布十番1-3-1、設立2004(平成16)年12月、轉充宏社長)は11月21日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には北村晴男弁護士(弁護士法人北村・加藤・佐野法律事務所、港区赤坂4-9-17)が選任された。
負債総額は推定6億円。

設立当初はプライベートジムの運営などを手掛けていたが、その後、飲食店に業態を転換。近年はタピオカドリンク店「Chatime」のFC店の経営を中心に事業を展開していた。台湾発の有名タピオカチェーンのひとつとして一定の支持を受け、ピーク時には関東地区に10店舗以上を出店し、2020年10月期には売上高約3億4800万円をあげていた。
しかし、「新型コロナウイルス」感染拡大やタピオカブームの収束などから経営状況が悪化。コロナ関連融資の利用などで凌いでいたが、支えきれず2022年10月31日までに店舗を閉店し、今回の措置となった。

東京商工リサーチ「TSR速報」より

東京商工リサーチ

世界最大4億5千万件を超える国内・海外の企業情報を提供し、与信管理を支援する東京商工リサーチ(TSR)。長年の蓄積した企業情報データベースを活用し与信管理、マーケティング、調達先管理、海外企業情報に同社の情報を活用する企業は多い。 東京商工リサーチ:https://www.tsr-net.co.jp/

© 株式会社ストライク