シム・ウンギョンが「100万回言えばよかった」に出演。井上真央と出会う脳神経内科医役

シム・ウンギョンが、井上真央が主演を務め、佐藤健と松山ケンイチが共演する、TBS系で2023年1月スタートの連続ドラマ「100万回言えばよかった」(金曜午後10:00、開始日未定)に出演することが分かった。

「100万回言えばよかった」は、完全オリジナルのファンタジーラブストーリー。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK)、「きのう何食べた?」(テレビ東京ほか)などを手掛けた脚本家・安達奈緒子氏が描く。

愛する人を突然失ってしまった相馬悠依(井上)、魂だけになってもそんな悠依をそばで見守る鳥野直木(佐藤)、そして死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく魚住譲(松山)。そんな3人が関わり合いながら、“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えるとともに、“その当たり前がどんなにいとおしくかけがえのないものか”を、あらためて訴えかけていく物語だ。

TBSドラマ初出演となるシムが演じるのは、脳神経内科医師のソン・ハヨン。主人公・悠依とひょんなことで出会い、徐々に関わりを持つようになるという役どころで、ストーリーにスパイスを与える存在だ。

韓国だけでなく日本でも活動するシムは、松坂桃李とダブル主演を務めた映画「新聞記者」(19年)で、第43回日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。ともに日本の映画界に大きな影響を与える日本アカデミー賞最優秀主演女優賞に選ばれた井上とシム。初共演となる2人が、どんな演技を見せてくれるのか期待が高まる。

シムは「安達奈緒子さんの作品が大好きで、しかも私自身あまり出演したことがないラブストーリーの作品なので、緊張しています。今の時代にちょっと珍しい作品になると思います。昔から井上さん、佐藤さん、松山さんの作品を拝見していたので、いつか共演したいなという願いがかないました。今回、すてきな作品で皆さんとご一緒できて本当にうれしく、私も頑張りたいと思います」と出演の喜びを語る。

そして、「私が演じるソン・ハヨンというキャラクターは温かい人と聞いているので、その温かさをどのように表現できるか、今研究中です! 2023年に皆さんの心を温めてくれる作品になると思うので、楽しみにしていてください!」と気合が入っている。

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