高橋一生主演「6秒間の軌跡」主題歌がケツメイシ「夜空を翔ける」に決定

ケツメイシの新曲「夜空を翔ける」が、テレビ朝日系で2023年1月14日にスタートする連続ドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(土曜午後11:30)の主題歌に決定した。

高橋一生が主演を務め、橋爪功、本田翼が共演する「6秒間の軌跡」の舞台は、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)。4代目となる父・望月航を橋爪が演じ、その息子・星太郎に高橋が扮(ふん)する。やがて、「すまん…」という一言を残して、航が亡くなり、星太郎は1人で途方に暮れることに。しかし数カ月後、死んだはずの父親が、当たり前のように日常に現れる。花火師親子の不思議な日常を描き出す、一筋縄ではいかない心温まるファンタジーだ。

ケツメイシは、RYO(MC)、RYOJI(ボーカル&MC)、大蔵(MC)、DJ KOHNO(DJ)からなるラップグループ。「夜空を翔ける」は、ドラマのために書き下ろしされた。印象的なギターのイントロから始まり、恋人や友人、家族など、それぞれの大切な人への思いや感情を歌った歌詞となっている。ケツメイシらしいリリックとメロディーではありつつも、これまでのケツメイシにはないロック調でバラードな楽曲に仕上がっている。

なお、23年2月1日に3曲入りのシングルをリリースすることが既に発表となっているが、「夜空を翔ける」もこのシングルに収録され、トリプルA面シングルとしてタイトルも「夜空を翔ける/自分が思っていたよりも/One step」に決定。約2年3カ月ぶりとなる34枚目のシングルだ。

主題歌について、主演の高橋は「自分の出演する作品にケツメイシさんが楽曲を提供してくださるのは、同局『グ・ラ・メ!〜総理の料理番〜』以来二度目になります。ケツメイシさんが宛て書いてくださったお気持ちを受け取りました。僕ら演じる親子の歌でもありますが、いつの時代も変わらなかったであろう大切な人、事、物を歌われているのだと思います。ドラマの主題歌や主題曲は、俳優のお芝居以上に世界観を決められる力を持っていると思います。この曲がこのドラマの世界に自分を連れて行ってくれると信じています」とコメントを寄せている。

ケツメイシ・大蔵は「『夜空を翔ける』は、ドラマ『ハガネの女』、『ダブルス~二人の刑事』(ともに同系)でお世話になったプロデューサーさんからお話をいただき、今回のドラマ主題歌として書き下ろした楽曲です。“花火師”親子の不思議な日常を描く物語ということで、多くの人の思いが夜空を翔けて星や月のように奇麗に輝けるよう、そして、ドラマのストーリーと楽曲もリンクできるよう書き下ろしました。この楽曲が花火師さんが心を込めて作った1発の花火のように、いろいろなところで打ち上がってくれたらと思います。ドラマも、高橋一生さん、橋爪功さん、本田翼さんがご出演、これは必ず何かが起こります。サッカーのワールドカップじゃないですが、そのあたりを皆さんと一緒に楽しんでいきたいです」と楽曲に込めた思いを明かした。

ドラマを手掛ける中込卓也プロデューサーは「このドラマの企画打ち合わせをしている間、気付くとなぜか僕の頭の中でいつもケツメイシさんの『さくら』が鳴り続けていたんです。理由は分かりません。でも必ず『さくら』でした。なのでドラマ概要が固まった時、自信をもって主題歌はケツメイシさんしかない!と。そしてメンバーに思いをお伝えしたら、こんなことになってしまいました。どんなことかって? すごい主題歌が出来上がったってことです!! 私自身、ケツメイシさんに主題歌をお願いするのは4回目になります。『仲間』『こだま』『月と太陽』と、必ずドラマの強い武器となって共に闘ってくれました。今度もとんでもなく翔けめぐる活躍をしてくれると確信しています。…今気付いたのですが、僕はただのケツメイシファンってことですかね…?」と楽曲起用の経緯を熱く語っている。

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