「100万回 言えばよかった」井上真央の初の連ドラ主演作「花より男子」2シリーズが配信

井上真央主演を務め、TBS系で2023年1月にスタートする連続ドラマ「100万回 言えばよかった」(金曜午後10:00、開始日未定)。その放送を記念して、Paravi、TVer、TBS FREE、GYAO!、Yahoo!では、井上が主演を務めた大人気ドラマ「花より男子」とその続編「花より男子2(リターンズ)」を、本日12月9日午後10:54~23年3月17日まで期間限定で配信することが決定した。

井上が主演を務め、佐藤健と松山ケンイチが共演する「100万回 言えばよかった」は、完全オリジナルのファンタジーラブストーリー。数奇な運命に翻弄(ほんろう)されながらも、奇跡を起こそうとする3人の姿を中心に、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK)、「きのう何食べた?」(テレビ東京ほか)などを手掛けた脚本家・安達奈緒子氏が描く。

愛する人を突然失ってしまった相馬悠依(井上)、魂だけになってもそんな悠依をそばで見守る鳥野直木(佐藤)、そして死の真相を追う刑事でありながら、直木の唯一の媒介者として悠依に関わっていく魚住譲(松山)。そんな3人が関わり合いながら、“当たり前のことは、決して当たり前ではない”というメッセージを伝えるとともに、“その当たり前がどんなにいとおしくかけがえのないものか”を、あらためて訴えかけていく物語だ。

05年放送の「花より男子」は、日本国内にとどまらずアジア各国でも熱烈に支持される神尾葉子氏による同名コミックをドラマ化したもの。これまでに台湾・韓国・中国、タイでもドラマ化されているジェットコースターラブコメディーだ。超お金持ち名門高校・英徳学園に通う貧乏な少女・牧野つくしが、学園を牛耳る御曹司の4人組、通称“F4(花の4人組・Flower four)”とぶつかり合い、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、持ち前の明るさと雑草魂で立ち向かっていくさまを描いている。

つくし役を務めたのが、本作で連ドラ初主演を果たした井上。イケメンぞろいの“F4”のリーダー・道明寺司を演じるたのは松本潤。俺様キャラながら、つくしへの思いを真っすぐに貫く姿は熱い支持を集めた。さらに、道明寺の幼なじみにして恋のライバルとなる花沢類を好演した小栗旬や、西門総二郎役・松田翔太、美作あきら役・阿部力など、ビジュアルと演技力を兼ね備えた、当時の若手注目株が顔をそろえた。

そして、前作の大ヒットを受け、07年に制作された「花より男子2」。前作に引き続き、つくし役の井上、松本、小栗らも続投し、多くの「花男」ファンを歓喜させた。

そんなリターンズの舞台は、F4が英徳学園を卒業した1年後。高校3年生となったつくしは相変わらず貧乏で、就職か大学進学かで悩んでいたが、持ち前の明るさと前向きさで高校生活を送っていた。しかし、ニューヨークへ旅立った道明寺からはぱったりと連絡がなくなる。不安な日々を過ごしていたつくしは、中学校の同窓会で同級生の従兄弟・織部順平(生田斗真)に出会う。そんなある日、つくしのロッカーにイジメの標的を意味する“赤札”が貼られる事件が発生。それが道明寺の命令だと耳にしたつくしは、彼の気持ちを確かめるためにニューヨークへ向かう。果たして、つくしと道明寺たちが再び巻き起こす恋と友情の行方は!? 新キャスト、豪華ゲストも加わってパワーアップしたこの続編も、大ヒットを記録した。

「花より男子」のテレビ放送から15年以上が経過しているが、“格差恋愛”といういつの時代にも普遍的なテーマを明るく軽快なタッチで描く本作の魅力は色あせることがない。井上のはつらつとした姿が光る“現代版シンデレラストーリー”を楽しむことができる。

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