光で彩り「タイムトンネル」西海・七ツ釜鍾乳洞 冬場は外気より暖かい 

「タイムトンネル」をテーマに彩られた連絡通路=西海市西海町、七ツ釜鍾乳洞

 長崎県西海市西海町の「七ツ釜鍾乳洞」で、洞内外をイルミネーションで彩る「光の鍾乳洞2022」が開かれている。来年2月28日まで。
 国の天然記念物となっている鍾乳洞内の気温は年中15度前後で、冬場は外気より暖かいという特徴を生かし、誘客を図ろうと市観光協会が3年前から実施。一般公開している観光コースのうち、洞外へ通じる約70メートルの連絡通路を「光のトンネル」に仕立てている。
 今年は「タイムトンネル」をテーマに、約3万球の発光ダイオード(LED)で鍾乳洞の1年を表現。春はピンク、夏は青など四つの色と、手作りの飾り付けで彩っている。営業時間後の午後5時~10時は、洞入り口の庭園を2万球のLEDで幻想的にライトアップ。
 25日までオーナメントや光ブレスレットがもらえるクリスマスキャンペーンを実施。来年2月1~28日にはバレンタインキャンペーンを予定している。


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