大井町長選の投票率は38.75% 前回より大幅下落、過去最低を更新

現職と新人の一騎打ちとなった大井町長選の開票作業=同町総合体育館

 現職と新人の2人が立候補した大井町長選は11日の午後8時に投票が締め切られた。投票率は38.75%で前回(2018年)の町長選から9.62ポイント下落し、過去最低を更新した。

 立候補したのは、いずれも無所属で現職の小田真一氏(69)と新人で元町議の鈴木武夫氏(70)。

 小田氏は子育て支援センターの移転建て替えによる多世代型交流拠点の建設や、保育園などで紙オムツを回収しリサイクルする仕組みの整備などを掲げた。

 鈴木氏は移動町長室の定期的な開催や役場内への「すぐやる課」の設置、町立小中学校の給食費無償化、過疎化が進む相和地区の活性化などを訴えた。

 当日有権者数は1万4576人(男7197人、女7379人)。

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