妙高市関川のスキー神社で15日、神事が行われ、今シーズンの安全とにぎわいを祈願した。各スキー場のオープンへ、まとまった降雪を期待した。
「スキー神社祭」として妙高ツーリズムマネジメント、妙高スキークラブが主催。関係者約50人が出席した。城戸陽二市長はあいさつで「この妙高の魅力を伝えてほしい。行政も一緒にやる」と述べた。
神事後、風船を手に持った妙高高原こども園の園児が元気いっぱい、うっすらと雪が積もった緩斜面を駆け下りた。観光PRキャラクターの「ミョーコーさん」も駆け付けていた。
市内スキー場の昨季(2021―22シーズン)の入り込みは約43万人。コロナ禍前の18―19シーズンは約73万人だった。
妙高ツーリズムマネジメントの古川征夫会長は「スキー場がバラエティーに富んでいて、パウダースノーが魅力」と話し、今後の降雪や大勢の来場を期待していた。