横浜市消防音楽隊の女性ドリルチーム パレード服のデザイン一新へ ふるさと納税の仕組みで寄付募る

横浜市消防音楽隊の「ポートエンジェルス119」の現在のパレード服。青が夏用、赤が冬用(市消防局提供)

 横浜市消防音楽隊でドリル演技を披露している「ポートエンジェルス119」のパレード服のデザインを一新するため、市消防局がふるさと納税の仕組みを使ったガバメントクラウドファンディング(GCF)で寄付を募っている。

 ポートエンジェルスは消防音楽隊の中に日本初の「演奏もできる女性ドリルチーム」として1982年に発足。総勢22人で構成し、防災啓発イベントだけでなく、横浜開港祭や横浜港に入港する大規模客船の歓迎セレモニーなどでもドリル演技を披露している。

 目標金額は500万円。来年3月13日まで募集し、寄付は夏用と冬用のパレード服2種類のデザインから作成にかかる費用に充てる。返礼品には、隊員が直接指導する楽器教室の半日体験などを用意した。今月15日現在、48万9千円が集まった。

© 株式会社神奈川新聞社