インフルエンザで学年閉鎖 平戸・生月小 長崎県内で今季初、2020年以来

 長崎県は16日、インフルエンザの集団感染の疑いがあるとして、平戸市立生月小が同日に5年を学年閉鎖したと発表した。県内でインフルエンザによる臨時休業措置は2020年2月以来で、今シーズン初めて。
 県は、県内70の定点医療機関から1週間ごとに感染者数の報告を受けており、12月5~11日の1医療機関当たりの感染者数は0.1人だった。1人以上になると「流行期入り」、10人以上で「注意報レベル」、30人以上で「警報レベル」としている。
 県は新型コロナウイルスとの同時流行を懸念し、手洗いやマスク着用、せきエチケットなど予防対策の徹底のほか、早期のインフルエンザワクチン接種などを呼びかけている。


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