上越市大貫の金谷山スキー場の安全祈願祭が16日、同所の対米館で行われた。悪天候のため、屋内での実施は昨年に続き2回目。地元町内会や行政など関係者約20人が出席し、シーズン中の無事故などを願った。営業期間は来年1月12日から3月12日までを予定している。
昨シーズンは56日間の営業で延べ4202人が利用と、過去5年間で営業日数、利用者数とも最多だった。金谷山スキー場では今月、リフトの滑車を取り換えるなど、営業開始に向けて設備の準備を進めている。
金谷山スキー場安全対策連絡協議会の星野健会長(70、対米館社長)は「シーズン中には久しぶりに、金谷山でのレルヒ祭も開かれる。コロナ禍が続く中でも、自然の中で家族と一緒に思い切りスキーを楽しんでほしい」と願った。
営業時間は午前9時から午後4時30分まで。リフト券は小中学生160円、大人210円(いずれも1回)。毎月第3日曜は小学生無料、毎週土曜は「こどもの日パスポート」提示者が無料。営業初日の1月12日(スキーの日)、レルヒ祭の2月4、5の両日はリフト無料。