カンロがコロナ禍で影響を受けた合唱団を応援すべくコンクールを開催!審査員のゴスペラーズが優勝校を訪問して特別セッションも!

カンロ飴やピュレグミなどのカンロ株式会社が、オンラインでの合唱コンクール「ボイスケアコンクール」を開催した。

コンクールは昨今のコロナ禍で、活動の制限や発表会の中止など、同じ場所に立ってみんなでひとつの歌を歌うことが難しい状況になってしまった合唱団などを応援する「ボイスケアプロジェクト」の一環で、優勝を決める最終審査は人気アーティストのゴスペラーズが担当。その結果、愛知県豊田市の豊田東高校合唱部が優勝した。

カンロの「ボイスケアのど飴」は国立音楽大学との産学共同プロジェクトで生まれた、声とのどを大切にする人のためののど飴。同じ「ボイスケア」という言葉を冠するボイスケアプロジェクトは、歌に関わる人たちを応援するカンロの取り組みとしてスタートした。

ボイスケアコンクールは2022年9月から募集が始まり、全国から多数の応募が寄せられた。最終審査の課題曲にはゴスペラーズの代表曲「永遠(とわ)に」が選ばれ、ゴスペラーズ自ら審査を行なった。

優勝した豊田東高校合唱部は、1~2年生の女子生徒8名で活動。普段は地域のコンサートやお祭り、定期演奏会などに向けて練習していたが、コロナ禍の影響で一時は部員が2名にまで減り、廃部の危機に直面したこともあったという。そんな中、部活動の思い出として心に残る活動ができないかと考えていた際、ボイスケアコンクールの開催を知り応募。部員全員で練習を重ねた結果、優勝することができたのだ。

12月13日(火)には、ゴスペラーズの5人が豊田東高校を訪問して、部員たちを直接祝福。ボイスケアのど飴の詰め合わせとトロフィーを贈呈するだけでなく、部員たちとの特別セッションも行なった。

豊田東高校の体育館を舞台に、家族や友人など大勢の観客が見守る中、部員8名とゴスペラーズ5名で「永遠(とわ)に」を合唱。、ゴスペラーズに初めて対面し、一緒に歌うという貴重な体験をした豊田東高校合唱部のメンバーの目には涙が浮かぶシーンも。さらに、その後サプライズでゴスペラーズがクリスマスソング「サイレントナイト」を歌う一幕も見られた。

一夜限りの特別なセッションを終え、合唱部のメンバーは「一時期は部員が2人となり、部活が続くのかなと悩む時もあったのですが、部員も増えて、こんな素敵な舞台に立てて、本当に続けて良かったと思います。大人になっても今日のことは忘れません!」と熱い想いを語っていた。

ゴスペラーズの豊田東高校訪問の様子を追ったドキュメンタリー動画は、2023年2月中旬より特設サイトにて公開される予定だ。

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