深川市長選挙は現職と新人2名の争い!12月25日投票 北海道

12月18日に告示された深川市長選挙には、自民党道連と公明党中空知総支部が推薦する現職の山下貴史(やました・たかふみ)氏(70)、新人の佐々木一夫(ささき・かずお)氏(72)、新人の田中昌幸(たなか・まさゆき)氏(61)の無所属3名が立候補しました。投開票は12月25日に行われます。

2007年以来の選挙戦となった今回は山下市政の是非、JR留萌線の廃線後の公共交通のあり方、人口減少対策などが争点と考えられます。

深川市をもっと安全、快適で、持続可能なマチへ発展させたい 山下氏

山下氏は東京大学法学部卒業。旧 農林省(現 農林水産省)に入省し、農林水産省国際経済課長、農林水産省商業課長等を歴任。2003年の衆議院議員選挙に当選し1期2年務めました。2007年の深川市長選挙に初当選。今回は5期連続当選を目指しての立候補となります。

山下氏は以下の政策を掲げました。

・機能的な都市の形成
・ライフステージに応じた福祉と教育の充実
・産業振興による地域活性化
・より広い世界との連携・協力
・災害に強く機動力ある街づくり
・健全財政の確立
・妊娠や出産、子育て環境の一層の充実
・現在は中学生までの医療費無償化を高校生まで拡充する
・移住・定住の推進をさらに強化する

市民の疑惑を招かない公平公正なまちづくりを 佐々木氏

佐々木氏は北海道苫前町生まれ、北海学園大学工学部建築学科卒業。深川市に入庁し、都市建設課長補佐等を歴任。深川市役所を退職し、北海道労働局で総合労働相談員を務めました。2015年および2019年の深川市議会議員選挙に連続当選しました。

佐々木氏は以下の政策を掲げました。

・長期政権を終わらせ、市民の疑惑を招かない公平公正なまちづくりを実現する
・深川市の露出を増やし、自分で考える職員を育てる
・深川に自生している本ワサビを水耕栽培し特産品にする
・下水汚泥を農業用肥料として利用する

深川の良さをHPやSNSを利用して発信したい 田中氏

田中氏は室蘭工業大学工学部建築工学科卒業。深川市職員を経て、2003年の深川市議会議員選挙に初当選。以降5期連続で務めました。

田中氏は以下の政策を掲げました。

・おいしいコメや農産物を生み出す農地や農業を基盤とした深川市のPR
・芸術や文化、スポーツの振興に努める
・市のホームページやSNSなども活用し、元気な深川を市内外に発信する
・高校生までの医療費や給食費の段階的な無償化等を実施し、子育て世代が安心して働き子育てができるまちづくりを進める
・ごみ出しや除雪など支援を充実させ、高齢者が安心して自宅で済み続けられるまちをつくる

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