横浜DeNAの三浦大輔監督が25日、49歳の誕生日を迎えた。昨年に続いて報道陣から特製のケーキを贈られると、「ありがたい。他の人の誕生日は盛大にやりたいが、自分のは…。49歳か」と照れくさそうに応じた。
40代最後の一年は、監督就任3季目。25年ぶりの日本一を成し遂げた先の光景を思い描く。「優勝してパレードしたら、僕は馬に乗ります」。馬主として複数の競走馬を所有し、乗馬経験もある三浦監督らしい豪快な夢だ。
重責を担う中で、勇気を与えてくれる存在に感謝する。今オフ、横浜スタジアム内にあるベイスターズのマークの前で記念撮影を楽しむファンの姿を目にした。「あのうれしそうな顔を見ると、そんなチームの一員、監督であることを幸せに思うよ」
ケーキを頬張りながらも表情を引き締め直した三浦監督。「（サッカーJ1の）マリノスは優勝したので、続かないといけない」と自らを奮い立たせた。
