妙高市の「人と地球が笑顔になるSDGs推進条例」(全11条)が23日、制定された。
SDGs推進条例は県内初。豊かな自然環境や経済、地域社会を持続可能なものとするために制定した。
条例で市民の自覚と行動、コミュニティ・事業者の役割、滞在者の協力、市の責務などを定めた。
前文に、今年2月のフォーラムでそれぞれの立場から表明された「行動宣言」を盛り込んだ。
同市は、国の選定によるSDGs未来都市。官民でつくるSDGs普及啓発実行委員会が旗振り役を担っている。
市議会で条例が可決された22日、村山敏夫委員長(新潟大准教授)は「本当のモデル都市になるように協力していきたい」と決意を新たにした。
城戸陽二市長は「一人一人の実践につなげていきたい」と話した。
市は来年3月、条例に基づく推進実行計画を策定する。