【新型コロナ】神奈川県所管域で10人死亡、新たなクラスター4件

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は5日、県所管域で10人の死亡と、県内で1万688人の感染が新たに確認されたと発表した。前週の同じ曜日に比べて986人減った。

 医療機関を受診して保健所に報告された感染者が8010人で、検査キットなどの自己検査で陽性を確認して県の陽性者登録窓口に登録したのが2678人だった。

 亡くなった10人のうち、大井町の80代女性は昨年12月19日に自宅で心肺停止で倒れているところを発見され、救急搬送先の医療機関で陽性が判明。同日、亡くなった。

 秦野市の90代女性はクラスター(感染者集団)が発生した高齢者福祉施設の入所者で、12月23日に陽性が判明。同31日に亡くなった。平塚市の90代女性はクラスターが発生した別の高齢者福祉施設の入所者で、同23日に陽性が判明。同25日に亡くなった。

 厚木市の70代女性は同25日に陽性が判明し、同日亡くなった。同市の別の70代女性は、クラスターが発生した高齢者福祉施設の入所者で、同28日に陽性が判明。今月2日に亡くなった。

 大井町の70代男性は、12月19日に陽性が判明し、同23日に亡くなった。秦野市の80代女性は同22日に陽性が判明し、今月1日に亡くなった。

 厚木市の70代男性は12月26日に陽性が判明し、翌27日に亡くなった。同市の80代男性は同31日に陽性が判明し、今月4日に亡くなった。伊勢原市の90代女性は12月28日に陽性が判明し、今月3日に亡くなった。

 新たなクラスターは4施設で確認された。

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