世界の人はなんで日本の歌を知ってるの!? A.B.C-Z・河合郁人がその理由に感激!

テレビ東京系では1月13日に、世界で日本の歌を歌える方を捜索して、なぜその歌を知っているのかを尋ねる世界放浪歌番組「世界なんでその歌知ってるの?」(午後7:30)を放送。A.B.C-Z・河合郁人がMCを務め、ゲストにいとうあさこ、ナイツ・塙宣之、桜井日奈子を迎えておくる。

世界には日常的に「日本の歌」を口ずさんいる人たちがいる。彼らはなぜ日本の歌を知っているのか? そして、どうやってその歌を知ったのか!? 「世界なんでその歌知ってるの?」では、アルゼンチン、スペインを訪ね、日本の歌を知っている人や歌える人たちを徹底捜査する。

番組を手掛けた安田太地プロデューサーは「撮影前は、本当に“日本の歌を歌える人”に出会えるのか不安でしたが…」と言うが、調査していくと放送に収まりきらないほどの出会いがあったと明かす。スペインの100年以上の歴史を誇るサンミゲル市場で「なんてったってアイドル」を熱唱する人や、のど自慢大会を開いたら「赤いスイートピー」や「I LOVE YOU」などの名曲を歌う人が続々登場。さらに、スペイン版「ワンピース」のテーマ曲を歌う“スペインのAdo”や、演歌を熱唱する人まで現れる。

そして、アルゼンチンでは、日本で1980年代にはやったシティーポップを歌う美少女や、一世を風靡(ふうび)した伝説的イケメングループの名曲を歌って踊る人物と遭遇。また、安全地帯の名曲を熱唱する男性や、ZARDの「揺れる想い」を歌い上げるアルゼンチン美女も。なぜその歌を知っているのか、驚きのエピソードや感動秘話だけでなく、クスっと笑える理由なども分かる。

河合は「知っている曲なのに知らない情報もあったので、すごく勉強になりました。歌謡曲やシティーポップが海外ではやっていることは、友達や知り合いから聞いていたのですが、海外の方がここまで歌詞の意味や表現を知りながら歌えることに驚きました」と新鮮な発見があった様子。

さらに、「皆さんは日本が好きで、歌から日本語を学んでいる方がいたので、すごくうれしかったです。歌謡曲やシティーポップを知らない方もぜひ見てください。どの世代の方でも、最後には『日本すごいぞ!』と感じていただけると思います。世界中で日本が愛されているということがしっかり伝わる内容になっていますので、皆さんぜひご覧ください」と、番組内容への自信ものぞかせた。

ゲストのいとうも「たまたまYouTubeやTikTokを見て、とおっしゃる方が多くて。アニメとかアイドル文化もあると思うんですが、やはりネットの影響がすごいと思いました。そう思うと、ネットのない時代に坂本九さんの『上を向いて歩こう』の歌が世界でヒットしたのは驚きですよね」と、歌い継がれる名曲の偉大さをあらためて感じたと語った。

また、ナイツ・塙は「ずっと日本の音楽はいいと思っていて、80年代の音楽が今でもすごく好きなんです。それが世界共通で皆さん好きだと分かっただけでもうれしかったです」と述べ、「『M-1(グランプリ)』を見ている方もいらっしゃったので、もしかしたらナイツを知っている方もいるんじゃないかな。あまり世界とか考えたことなかったんですが、番組を見て英語で漫才をやろうかなと思いました(笑)」と日本のお笑いを広げるヒントも得たようで、「この番組はアーティストの豆情報、国の文化が一気に全部見られます。ぜひ親子一緒に見て歌って盛り上がっていただけるとうれしいです」とアピール。

桜井も「世界中の方々とカラオケをしているような雰囲気で、とても楽しかったです。私がいつも聴いている歌をいろんな国の方も歌っているんだ! 好きなんだ!と思うとうれしくなりますね」と感激し、「私は邦楽を聴くので、洋楽をほとんど知らないのですが、海外の方がアカペラで日本の歌を深く理解し、表現して歌っているのを見て、すごいなと思いました。日本の歌なんだけど日本の歌じゃないような、歌っている方自身の歌に聴こえてくるくらい、皆さんお上手に歌われていたのが印象的でした」と振り返っている。

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