人形劇団プーク 工藤直子原作の新作『ねこはしる』上演_ 客演に奥洞昇, 人形美術 八代健志, 音楽 富貴晴美

人形劇団プーク『ねこはしる』が2023年3月9日~3月12日にプーク人形劇場にて上演
客演に奥洞昇、人形美術に八代健志、音楽は富貴晴美。

客演/奥洞昇 略歴
1977年岐阜県出身。2000年人形劇団クラルテに入団。俳優、演出、舞台監督として活動。主な演出作品として『11ぴきのねこ』『おやゆびひめ–真冬に春がやってきた–』『おきゃく、おことわり?』。人形操作指導で外部作品『ミュージカルズボン船長』『MANGA performance W3』他に参加。また、劇団外のワークショップ等で後進の指導も積極的に行っている。

人形美術/八代健志 略歴
1969年秋田県生まれ。CM制作会社太陽企画(株)にてCMディレクターとして活動。2012年ごろから本格的に人形アニメーションの制作を開始。脚本・監督とともに、美術制作、人形造形も手がけ、素材感を大切にした作品を作り続ける。最新作『ブックラポッタと森の時間』(2021)は、毎日映画コンクールアニメーション部門にて大藤信郎賞を受賞。

音楽/富貴晴美 略歴
国立音楽大学作曲専攻を首席で卒業。同大学院修了。2013年「わが母の記」で第36回日本アカデミー賞音楽賞優秀賞を最年少で受賞。16年「日本のいちばん長い日」で2度目の受賞。NHKの連続テレビ小説「マッサン」、「舞い上がれ」、18年大河ドラマ『西郷どん』。アニメ、ミュージカル、CM音楽やアーティストへの楽曲提供、講師など、精力的に活動している。人形劇団プーク作品としては、14年『ピンクのドラゴン』、18年『エルマーのぼうけん』の音楽を担当。

イントロダクション
「おまえは生まれてこなければよかったな」
黒猫のらんはいつも走っていた。
のろまと言われるから走るしかなかった。
母親を悲しませたくないから懸命に走った。
走っても走っても、らんの心にはぽっかりと穴が開いていた。
猫たちが水を飲む小さな池には、一匹の魚が隠れるように暮らしていた。
魚には夢があった。
魚は本当の幸せを探し求めていた。
孤独、不安、恐れ、虚しさ。
この世界に生き辛さを抱えるふたりはいつしか惹かれ合い、互いの存在は生きる喜びへと変わっていく。
そんなふたりのもとへ突き付けられた過酷な運命。
らんの出した答えとは——-
——おまえは何になりたい?
小さな命が明滅し合い、交錯しては、過ぎ去ってゆく。
季節が巡っていくように。
風のように。
光のように。
その青く儚い一瞬のまたたきが、現代社会への痛切な祈りと共に駆け抜ける。

団体概要
人形劇団プーク
1929年創立。
2019年には劇団創立90周年を迎えた。
東京・新宿には人形劇専門劇場「プーク人形劇場」があり、
年間を通して公演を行っている。プーク人形劇場は2021年に50周年を迎えた。
劇場を拠点に、全国での公演のほか、時には海外でも上演。
映像部門の「スタジオ・ノーヴァ」ではテレビの人形劇製作に携わっている。

概要
人形劇団プーク『ねこはしる』
日程・会場:2023年3月9日(木) ~ 2023年3月12日(日) プーク人形劇場
出演者
大橋友子、滝本妃呂美、野田史図希、奥洞昇(人形劇団クラルテ)
スタッフ
原作/工藤直子(童話屋刊)
脚色・演出/柴崎喜彦
人形美術/八代健志
装置/阿部銀子
音楽/富貴晴美
振付/菊地美雅
照明/芦辺 靖
音響効果/川名 武
舞台監督/栗原弘昌
制作/石田伸子
人形劇団プーク公式サイト:https://puk.jp/theatre/

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