畑岡奈紗はクラブを大幅チェンジ ドライバーの“飛び”評価

ホステスプロとして迎えた開幕戦を9位発進とした畑岡奈紗(Julio Aguilar/Getty Images)

◇米国女子◇ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ 初日(19日)◇レイクノナG&CC (フロリダ州)◇6617yd(パー72)

シーズン7年目の開幕戦を迎えた畑岡奈紗は3バーディ、2ボギーの「71」でホールアウト。首位に4打差の1アンダーで初日を終えた。

畑岡は2年連続の舞台となったホームコースにホステスプロとして戻り、多くの期待を背にティオフ。中継局WOWOWのインタビューで「そんなに緊張せず落ち着いてプレーできた」と答え、序盤2番(パー5)では1.5mのチャンスを決めてバーディを先行させた。

以降は「思ったよりも風が強くて、なかなかバーディチャンスにつけられなかった」と停滞し、7番でボギー。折り返しを挟んだ9番(パー5)、10番で連続バーディを奪い上位に迫ったものの、14番で3パットのボギーを喫した。「本当に一筋で入らないところが多かったけれど、我慢のラウンドはできていたと思う」と、耐える場面も多かった一日を振り返った。

新年初戦はクラブを大幅に入れ替え、ドライバーは住友ゴム工業(ダンロップ)の「スリクソン ZX7 Mk II ドライバー」を投入した。アイアンも「スリクソン ZX7 Mk II アイアン」に変更。「ゼクシオ エックス」から切り替えたドライバーについては「ところどころ飛距離が出ていたので、アドバンテージがうまく取れていると思う」と評価した。

一方で、フェアウェイキープは50%(7/14)にとどまったほか、5ホールでグリーンを外したショットを課題に挙げた。「修正が少し必要だと思う。今取り組んでいるスイングできたら」。主役のひとりとして乗り込んだ開幕戦。プレーでも存在感を高めたい。

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