草彅剛主演「罠の戦争」第3話。裏帳簿から明らかになる不正

フジテレビ系では本日1月30日に連続ドラマ「罠の戦争」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の第3話が放送される。

「罠の戦争」は、草彅剛主演の「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く“戦争シリーズ”第3弾。命を懸けて20年間尽くしてきた政治家に裏切られた議員秘書・鷲津亨(草彅)が、権力を振りかざす不条理な政治家たちに、壮絶な復讐をするリベンジ・エンターテインメントだ。

衆議院議員で、亨の古くからの友人・鷹野聡史(小澤征悦)の調べによると、亨の息子・泰生(白鳥晴都)が歩道橋から突き落とされた事件は、当初事件として捜査されていたが、何者かの圧力により事故扱いになったという。そのうえ、バスの中で老女に席を譲るよう泰生に促された男が、泰生を追うようにしてバスを降りたことが分かる。

永田町では、亨が、クビになった虻川勝次(田口浩正)に変わって、衆議院議員・犬飼孝介(本田博太郎)の政策秘書へと昇進。一方で、民政党幹事長・鶴巻憲一(岸部一徳)が、幹部たちを集めて次の総選挙が早まりそうだと通達していた。

鷹野からその話を聞いた亨は、犬飼からすべてを奪うチャンスが来たと奮い立ち、犬飼の政治生命を絶つために必要な材料を集めようと、虻川の裏帳簿のコピーを調べ始める。すると、事務所資金が犬飼の息子で政務秘書官も務める俊介(玉城裕規)のために、私的流用されていることが判明。お坊ちゃん気質なうえに気が短い俊介は、逆上してあちこちで暴力沙汰を起こし、そのたびに示談金を支払って解決していたのだ。

俊介が逆恨みで暴力を振るったことを知った亨は、すぐさま泰生の事件を思い出し、その脳裏にはある疑惑が。そこで、毎日犬飼と行動を共にし、時に犬飼と俊介の親子げんかに巻き込まれて閉口している運転手・牛尾(矢柴俊博)に目をつけ、事件当日の犬飼親子の様子を聞き出そうとする。

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