路上7カ所に異物付着のペットフード 逗子で散歩中の犬がけいれん

逗子署

 29日午前8時45分ごろ、「散歩中に飼い犬が何かを食べてけいれんを起こした」と逗子市内に住む40代の夫婦から神奈川県警逗子署に届けがあった。署が動物愛護法違反の疑いで調べている。

 署によると、28日午後7時ごろ、同市池子1丁目の第一運動公園に面した歩道で、飼い犬のミックス犬が突然けいれんの症状を起こした。動物病院に連れて行ったところ、食べたものが原因で中毒を起こした可能性があると診断され、入院した。

 その後の調べで、現場周辺の7カ所の路上で異物とみられるものが付着したペットフードが見つかった。署は異物の成分調査や周辺の防犯カメラの解析などを進めている。

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