おはようは何時まで?「あいさつ」を切り替える時間とは

おはようございます。好印象マナー講師の林慶子です。

ひとつのテーマを1週間意識して過ごすことで、マナーや心遣いが自然と身に付く!そんな連載コラムを毎週火曜日にお届けしています。

今週のテーマ:おはよう、こんにちは…「あいさつ」を切り替える時間帯

コミュニケーションの第一歩、「あいさつ」。

いつも、お相手の目を見て、気持ちよくあいさつができていますか?

今日は、あいさつのしかた…ではなく。ちょっと気になる「あいさつの言葉を切り替える時間帯」についてお伝えします。

あいさつの時間帯…決まりはあるの?

実は、あいさつの時間帯は、明確には決まっていないのです。

時計がない時代は、日が昇っているか、沈んでいるかであいさつを使い分けていたので、季節によっても違っていたようです。

現代であっても、地域によって日の長さは違いますよね?

…とはいっても、多くの人が違和感を持たないあいさつの使い分けは、もちろん必要です。

以下が、放送局や、秘書検定、百貨店などでの基準です。参考にしてみてください。

「おはようございます」

  • NHK 9時まで
  • 秘書検定 10時まで
  • 百貨店など 11時まで

「こんにちは」

  • NHK 9時~18時まで
  • 秘書検定 10時~18時まで
  • 百貨店など 11時~17時まで

「こんばんは」

  • NHK 18時以降
  • 秘書検定 18時以降
  • 百貨店など 17時以降

相手にあわせる心遣いが大切!

上記のように、それぞれの基準はあるものの、全く同じではありませんし、「絶対にこの時間から変える!」と決まっているものではありません。

ですので、あなたが「今は、おはようの時間帯!」と思っていても、お相手が「こんにちは」とあいさつをしてくれたら、お相手に合わせて「こんにちは」と返す、…そんな柔軟さと心遣いを持てるといいですね!

上記にご紹介した時間帯を頭に入れておき、自信を持って、笑顔であいさつがしましょう!

それでは、また次回!Have a ごきげん day!

このコラムは【毎週火曜日】更新です。次回もお楽しみに!

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